ヤニス・アデトクンボ

ブルズのデマー・デローザン「今後は今日のようにシュートを外さない」

現地4月17日に行われたプレーオフファーストラウンド、ブルズvsバックスの第1戦は、ホームのバックスが93-86で勝利した。

バックスにとっては今シーズン最少失点での勝利となったが、この試合では両チームともにシュートが決まらなかった。バックスは第1クォーターこそフィールドゴール成功率53.8%(26本中14本成功)だったが、それ以降は34.5%(58本中20本成功)とリズムに乗れなかった。敗れたブルズも同じくリズムやシュートタッチをつかめず、シーズン最少のフィールドゴール成功率32.3%(96本中31本成功)に終わった。

ドリュー・ホリデーは「酷い形でも勝たないといけない。でも、今日は酷かった。タフなバトルだったけど、酷い試合だった」と内容に触れつつ結果を重視し、ヤニス・アデトクンボも「勝ちは勝ち」とホリデーに同意した。「酷い試合になってしまったのには理由がある。オープンなシュートを決められなかった。でも、それは相手も同じこと。少しの間、プレーしていなかったことでリズムを失ってしまった。それでも、勝ちは勝ち。0勝1敗でシリーズをスタートさせたくはないし、この勝利をきっかけにしたい」

バックスは、アデトクンボが27得点16リバウンド、ブルック・ロペスが18得点、ホリデーが15得点6リバウンド6アシスト、クリス・ミドルトンが11得点5リバウンド6アシスト、ボビー・ポーティスがベンチから10得点12リバウンドを記録した。

ブルズにとっては5年ぶりのプレーオフだったが、その初戦で良いところなく敗れた。フィールドゴール25本中6本と苦しみ18得点だったデマー・デローザンは「今後は僕もザック(ラビーン)も、ブーチ(ニコラ・ブーチェビッチ )も、今日のように多くのシュートを外さない。それは約束できる」と語った。なお、ブルズはデローザンの他、ブーチェビッチが24得点17リバウンド、ラビーンが18得点10リバウンドを記録した。

第2戦は現地20日にミルウォーキーで行われる。