セルティックス、バックス、セブンティシクサーズが同勝率で並ぶ大混戦
現地4月10日に行われたセルティックスvsグリズリーズの一戦は、ジェイソン・テイタムが31得点9リバウンド、ジェイレン・ブラウンが18得点を記録したセルティックスが139-110で勝利した。
すでに西カンファレンス2位を確定させていたグリズリーズは主力を温存したが、順位が確定していなかったセルティックスは最終戦もフルメンバーで戦って勝利をつかみ、最終的に東カンファレンス2位でプレーオフ進出が決まった。
最終戦の結果、東カンファレンスは2位から4位までのセルティックス、バックス、セブンティシクサーズが51勝31敗で並ぶ大混戦となった。
同じアトランティック・ディビジョンに属するセルティックスとシクサーズは、直接対決で2勝2敗だったが、ディビジョンでの勝率(セルティックスが9勝7敗、シクサーズが6勝10敗)でセルティックスが1位、シクサーズが同2位という結果に。
3チーム間でのタイブレークは、ディビジョン優勝、直接対決の勝率、カンファレンス勝率、同カンファレンスのプレーオフ、プレーイン・トーナメント圏内のチームとの勝率の順となる。セントラル・ディビジョン1位のバックスがシクサーズに対するタイブレークを保持し、シクサーズは東の4位でプレーオフに進出する。
ディビジョン首位のセルティックスとバックスは直接対決(2勝2敗)とカンファレンス勝率でも33勝19敗で並んだため、両チームのタイブレークはプレーオフ、プレーイン・トーナメント圏内のチームとの勝率となり、セルティックス(20勝13敗)がバックス(17勝15敗)を上回って2位通過が決まった。
グリズリーズ戦後の試合後のインタビューで2位通過について聞かれたテイタムは「今シーズンは良いスタートが切れなかったけど、どうにかして対応できた」と語った。「昨シーズンはプレーインに回ったから、今シーズンは回らずに済んで良かったよ」
セルティックスは、プレーイン・トーナメントに回ったネッツ(カンファレンス7位)vsキャバリアーズ(カンファレンス8位)の勝者とプレーオフファーストラウンドで対戦する。