八村塁

シーズンハイ(タイ)の21得点でバウンスバックを果たす

現地4月5日、ウィザーズがアウェーでティンバーウルブズと対戦。ゲームハイの25得点を挙げたクリスタプス・ポルジンギスを筆頭に、出場した8人全員が8得点以上を挙げるバランスアタックを展開し、チームで38アシストを記録したウィザーズが132-114で快勝した。

先発出場の八村塁はマッチアップしたカール・アンソニー・タウンズを圧倒。目の前で3ポイントシュートを沈めて初得点を記録すると、1on1からステップバックのミドルシュートを成功させた。さらに味方のキックアウトからコーナースリーを沈め、相手のローテーションミスを突き、トーマス・サトランスキーとのアリウープをお見舞いした。前半ラストポゼッションにはトーリアン・プリンスを鋭いドライブで抜き去り、ヘルプに来るタウンズのブロックショットもかわす技ありのリバースレイアップを決めた。

後半に入ってもコンスタントに得点を積み重ねた八村は3本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール15本中8本を成功させ、21得点5リバウンド4アシストを記録し、勝利に貢献した。前節のセルティックス戦はシュートタッチに苦しみ、ルーキーイヤー以来となる3度目の無得点に終わったが、バウンスバックに成功し今シーズン4度目の20得点超えを果たした。またこの試合ではダニエル・ギャフォードが11本中10本のフィールドゴールを成功させ、キャリアハイを更新する24得点を記録した。

西カンファレンス7位のウルブズとしてはプレーオフにストレートインできる6位ジャズとのゲーム差を縮めるチャンスだっただけに痛い1敗となった。