Wリーグ

セミファイナルから舞台は代々木第二体育館に

現在プレーオフ真っ只中のWリーグは昨日、クォーターファイナルが終了し、富士通レッドウェーブとシャンソン化粧品シャンソンVマジックがセミファイナルへ駒を進めた。

4月2日のセミクォーターファイナルで日立ハイテククーガーズに勝利した富士通レッドウェーブは昨日、クォーターファイナルでトヨタ紡織サンシャインラビッツと対戦し、71-61で勝利した。前半終了時点で40-31とリードしていた富士通だったが、前半はわずか2得点だった紡織のエース、東藤なな子に第3クォーターだけで10得点を与え、8-24とビッグクォーターを許して追いかける展開に。7点ビハインドで第4クォーターを迎えた富士通だったがディフェンスの強度を上げ、町田瑠唯のスティールからの速攻やオコエ桃仁花の3ポイントシュートなどで第4クォーターを23-6と圧倒した。篠崎澪が17得点、オコエが3ポイントシュート8本中4本成功を含む16得点と6リバウンド1スティール4ブロック、町田が7得点5リバウンド11アシスト3スティールを記録して勝利に貢献した。

セミクォーターファイナルで三菱電機コアラーズに1点差で勝利したシャンソン化粧品シャンソンVマジックは、クォーターファイナルで髙田真希、赤穂ひまわりといった日本代表の主力を擁するデンソーアイリスと対戦。シャンソンは全員が足を動かしたディフェンスでデンソーにイージーシュートを与えず主導権を握り、前半残り2分半の時点で20点のリードを奪った。第3クォーターにはデンソーのゾーンディフェンスに手を焼き点差を1桁まで詰められたが、最後まで運動量が落ちなかったシャンソンがリードを守り切り81-71で勝利した。

シャンソンはディヤイ・ファトーが21得点6リバウンド、佐藤由璃果が18得点6リバウンド、?田舞衣が3ポイントシュート9本中4本成功を含む16得点7リバウンド、そして司令塔の小池遥が10得点16アシストのダブル・ダブルに加えて7リバウンド3スティールで勝利に貢献し、セミファイナル進出を決めた。

クォーターファイナルを制した富士通は今週末のセミファイナルでENEOSサンフラワーズと対戦し、シャンソンは昨シーズン優勝チームのトヨタ自動車アンテロープスと対戦する。

セミファイナル 4月9日〜11日@国立代々木第二体育館(2戦先勝)
17:00 トヨタ自動車(レギュラーシーズン2位)vsシャンソン
19:00  ENEOS(1位)vs富士通

ファイナル 4月16日〜18日@国立代々木第一体育館(2戦先勝)