ラプターズ

 OG・アヌノビーが15試合ぶりに復帰し、14得点を記録

現地3月24日に行われたキャバリアーズvsラプターズの一戦は、パスカル・シアカムがキャリアハイに並ぶ6本(7本中)の3ポイントシュートを含むシーズンハイタイの35得点を記録し、ラプターズが117-104で勝利した。

試合開始から放った7本中6本のシュートを外したラプターズだったが、そこから13本中7本を成功させて第1クォーターを25-17で上回った。第2クォーターはセカンドユニットのサディアス・ヤングとクリス・ブーシェイが合計19得点の活躍を見せてリードを広げると、後半に入ってもシュートタッチをキープし続けたシアカムを起点に、ラプターズが試合をコントロール。キャブズに点差を1桁台に詰め寄られる場面もあったが、ほぼ2桁のリードを維持し続け、ホームでの連敗を3で止めた。

この結果により、両チームは41勝32敗(勝率56.2%)で並んだものの、直接対決の戦績で3勝1敗とタイブレークで有利なキャブズが東カンファレンス6位、ラプターズが7位となっている。

チームを勝利に導いたシアカムは「今日は大事な試合だった。それに、ウチはホームでの戦績が不安定だから、今日はそこに気をつけて、エネルギーを注いで勝ちたかった」と試合後のインタビューで語った。

右手薬指の骨折で15試合を欠場したOG・アヌノビーがこの試合から復帰し、8本中4本の3ポイントシュートを含む14得点で勝利に貢献した。シアカムはアヌノビーについて「OGはチームのためにスペースを広げてくれるし、ディフェンスでも貢献してくれる。彼がいなくて大変だった」とコメントした。「復帰はうれしいよ。状態を取り戻すのに時間はかかるだろうけど、今日の試合ではオープンでシュートを打てていたし、攻守ともに良かった」

ラプターズがプレーオフにストレートイン可能な6位でレギュラーシーズンを終えるには、勝率でキャブズを上回らなければならない。残り9試合、ブルズを含む5〜7位争いから目が離せない。