「みんなが支持してくれるのなら僕は再契約するつもり」
2018-19シーズン終了後、契約最終年を破棄してフリーエージェントになることが確実なカイリー・アービングが、セルティックスファンの前で再契約を約束した。
10月4日に本拠地TDガーデンで開催されたイベントに出席したアービングは、マイクを握って立ち上がり、「もしファンのみんなが支持してくれるのなら、僕は球団と再契約するつもりでいる」と宣言。この発言を聞いた会場中のファンがアービングに大歓声を送ったのは言うまでもない。
昨年のオフにキャバリアーズにトレードを要求し、セルティックスにトレードされたアービングだが、来オフにはニックスに移籍するのではないか、という噂が出ていた。
アービングは、『NBC Sports』の取材を受けた際にも、セルティックス残留についてコメントしている。「この球団がどれだけ特別な存在か、ロッカールームにいる選手たちがどれだけ特別な選手かは分かっているよ。もしフリーエージェントの権利を行使することになっても、きっとボストンは、『退団なんてダメだ、戻って来てくれ』という感じになるだろうね。それは僕にとってうれしいことさ」
アービングが今年のオフにセルティックスと延長契約を結ばなかった理由は、1年後にフリーエージェントになってから再契約する方が、高額の契約を結べるからだった。ファンの前で再契約を公言した以上、反故にするとは考えにくい。エースの残留宣言により、東カンファレンスの優勝候補筆頭に挙げられているチームの士気は、さらに上がるに違いない。
“If you guys will have me back, I plan on re-signing here.” – @KyrieIrving pic.twitter.com/0wDLzuv5WL
— Boston Celtics (@celtics) 2018年10月4日