きゃりーぱみゅぱみゅ

写真=XFLAG、野口岳彦

B1先出し開幕戦で『キズナミ』生ライブを披露

10月4日、千葉ジェッツと川崎ブレイブサンダースによる開幕戦が行われた。この日は千葉がパートナーシップ契約を締結しているXFLAGが演出をプロデュースする、『XFLAG DAY』と銘打たれた。そして、ハーフタイムには本日公開がスタートする『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』の主題歌を歌うきゃりーぱみゅぱみゅがサプライズで登場し、主題歌の『キズナミ』を披露した。

「まずはプロジェクションマッピングがすごくきれいだなと歌いながら思いました。あとお客さんの持っていたライトも光っていたので、こっちも見た目的にはすごいきれいだなって」と、プロジェクションマッピングと光が融合した空間にご満悦の様子だった。

ハーフタイム中のパフォーマンスということで、「イメージですけど、皆さんお手洗いに行ったりとか、席を外すことの方が多いのかなと思っていた」と、出演前には一抹の不安もあったと明かす。それでも観客はきゃりーの登場に「嘘?」、「本物?」と驚き、本人と分かると「カワイイ!」と連呼しながら、スマホで撮影する人が続出した。「みんな見てくれたので、それも一つのキズナミかなということで(笑)」と曲のタイトルを文字って笑顔を見せた。

きゃりーぱみゅぱみゅ

「みんな見てくれたので、それも一つのキズナミ」

きゃりーは今年の3月3日にも船橋アリーナに登場しており、今回が2度目の出演となった。「前回は、XFLAGエンターテイメントパートナーとして、自己紹介のような挨拶をさせていただきました。1回目は箱の中から登場したので、それはそれで緊張したんですけど、今回ライブをするのは初めてだったので、ステージ袖で急に緊張してきて、滑ったらどうしよう(笑)、みたいな気持ちになりました」と本番直前の心境を明かした。

それでも、「終わった頃には『ありがとうー』みたいな感じで皆さんがニコニコしてくれていたので良かったなと思います。楽しめました」と充実感をのぞかせた。

最近の若者は動詞や形容詞の後に「み」をつけることで名詞にすることを好む。「やばみ(やばい)」や「つらみ(つらい)」が代表的な例だ。きゃりーの楽曲『キズナミ』は『絆』という言葉に「み」を足した若者言葉だという。

「今までも、例えば『ニンジャリバンバン』とか、『ふりそでーしょん』とか、ない言葉を中田ヤスタカさんが作ってくれていて、今回も『キズナミ』っていう若者言葉みたいな感じになりました。『仲良くなってキズナミだよね!』みたいに使ってくれたらいいと思います」

Bリーグは若い女性をメインターゲットにしている。若者から絶大な人気を誇るきゃりーの登用は、それだけでBリーグの人気、認知度アップの一助となる。本人の「滑ったら」は杞憂で、ハーフタイムは大いに盛り上がった。『二度あることは三度ある』で、きゃりーぱみゅぱみゅがまたアリーナにやって来てくれることを期待したい。