CJ・マッカラム

20得点のCJ・マッカラム「毎試合が重要」

現地3月18日に行われたペリカンズvsスパーズの一戦は、試合開始から14-4のランで先制パンチをお見舞いしたペリカンズがあっという間にリードを30-7に広げて試合をコントロールし、124-91で快勝した。

ペリカンズは、CJ・マッカラムが20得点4リバウンド4アシスト、ヨナス・バランチュナスが16得点12リバウンド、ジャクソン・ヘイズが16得点8リバウンドで勝利に貢献。プレーイン・トーナメント出場を目指す西カンファレンス10位のペリカンズは、11位のスパーズとのゲーム差を2.5に広げた。

マッカラムは「周りはプレーオフについて話をする。確かに大事なことだけど、自分にとっては毎試合が重要なんだ。残り12試合で、後ろの順位のチームとは2ゲームくらいしか離れていないし、一つ上の順位とも1ゲーム差だから、どの試合も重要」と語った。

「今シーズンだけの話ではなくて、来シーズンのチームにとっても大切なことだから、毎試合が重要という意識を持ってプレーしないといけない。自分はどの試合にも勝ちたいし、これまでにプレーオフのエリミネーションゲームも経験してきた。だから、毎試合が重要というメンタリティで試合に臨んでいる。こういう意識をチームの選手全員が理解しないといけない」

プレーオフへの望みを繋ぐためにも負けられない戦いが続くペリカンズにとって、マッカラムと同様に得点源の一人、ブランドン・イングラムが右ハムストリングを痛めてチームを離脱したのは大きな痛手だ。ヘッドコーチのウィリー・グリーンによれば、イングラムがスパーズ戦からスタートした3試合のロード遠征中に復帰できるかは未定だという。

敗れたスパーズのデビン・バッセルは「ペリカンズはハングリーなチーム」と相手を称えた。「最初にパンチをもらってしまって、ウチは萎縮して何もできなかった」

プレーイントーナメントに出場できる10位を巡り、ペリカンズ、11〜13位までのスパーズ、トレイルブレイザーズ、キングスによる争いはまだまだ続く。