チェハーレス・タプスコット

欠場選手が与える影響

本記事は、2022年3月中旬リリース予定のBリーグ公認ファンタジースポーツ『B.LEAGUE#LIVE2021』についての特集記事です。B.LEAGUE#LIVE2021についてはこちらの記事をご参照ください。
https://basket-count.com/article/detail/104345

Bリーグはレギュラーシーズン60試合という長い戦いである。全試合に休むことなく出場する選手はわずかで、ケガやコンディション不良、出場停止など様々な理由で欠場を余儀なくされる。B.LEAGUE#LIVE2021において「試合数は正義」という話を以前させてもらったが、保有している選手が試合に出ないことにはスタッツを残せない。まずは出場するかしないかということが勝負を分ける大きな要因になる。

さらに言うと、選手の欠場はその選手だけに影響を与えるわけではなく、チームメートや対戦相手のスタッツにも影響を及ぼす。仮に主力選手の欠場が事前に明確になっている場合、他の選手のスタッツにどのような変化がみられるか推測した上で、FAで獲得やトレードを持ちかけるという先手を打てるのだ。今回は、B1リーグ24節の結果から、選手の欠場がどのような影響を与えたのかを見ていきたい。

確変期突入! 茨城ロボッツのチェハーレス・タプスコット

茨城ロボッツのマーク・トラソリーニは、3月2日以来欠場が続いている。そこでスタッツが爆発しているのが、チェハーレス・タプスコットだ。シーズン平均12.6得点、6.2リバウンド、2.0アシストと決して悪いスタッツではないが、リーグトップレベルと言えるスタッツを残しているわけではない。しかし、トラソリーニ不在の直近4試合では、平均21.0得点、11.3リバウンド、5.3アシストと各部門でスタッツリーダーに並ぶ脅威のスタッツを残している。B2時代は3度も得点王になったバリバリのスコアラーである(19-20シーズンは平均30.0得点!)。茨城に加入してからは1人で得点を量産する試合も減っていたが、トラソリーニ不在によって、B2得点王時代のタプスコットが戻ってきた。

セバスチャン・サイズB1最多記録の26リバウンド

アルバルク東京のライアン・ロシターは試合中の負傷により、3~4週間の欠場が見込まれている。ロシター不在で爆発しているのが、セバスチャン・サイズだ。24節の秋田ノーザンハピネッツ戦では18得点に加え、26リバウンドを記録し、B1リバウンド記録を樹立。前節の新潟アルビレックスBB戦でも、34得点23リバウンドという異次元の活躍をしている。元々、ドラフトでも上位ピックが見込まれる優良スタッツを残す選手ではあるが、ロシターの復帰にはもう少し時間を要するので、この後もスタッツを伸ばしてくることは容易に想像できる。

さらにロシター不在は、もう一つ大きな影響を残している。ジョーダン・テイラーのプレータイム減少である。オン・ザ・コートルールの関係で、ポイントガードのテイラーは、インサイドの帰化選手もしくは日本人ビッグマンとの同時起用がマストとなる。実際、24節の秋田戦では、プレータイム12分19秒と平均から大きく減っていた(平均は20分44秒)。1人の選手の欠場により、プレータイムやスタッツが増加する選手もいれば、ルール上減ってしまう選手もいるので、このあたりも注意が必要だ。

選手1人の加入でもプレータイムは大きく変わる

欠場ではないが、選手の加入によってプレータイムやスタッツの増減が見込まれるチームもある。まずは、シーホース三河。アンソニー・ローレンスⅡのプレータイム増加に伴い、ジェロード・ユトフのプレータイム減少とシェーファーアヴィ幸樹のプレータイム増加が予想される。実際、24節の琉球ゴールデンキングス戦では、ローレンスⅡとシェーファーアヴィ幸樹は、後半ほぼフル出場であった。

もう1チームが、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。シェーン・ウィティングトンのインジュアリーリスト入りによって加入したオヴィ・ソコが得点を伸ばしてくるかどうかは注目である。ウィティングトンに比べるとスコアラーのイメージが強いソコが加入することによって、チームメートのスタッツにも影響があることが予想される。24節の広島ドラゴンフライズ戦では、ソコ加入初戦ということもあってか、プレータイム上大きな変化は見られなかったが、今後に注目である。