クレイ・トンプソン

バックス指揮官も「彼のシュート力が私たちの守備よりも優れていた」と脱帽

現地3月12日、ウォリアーズは昨シーズン王者のバックスと対戦し、122-109で勝利した。

この試合で勝利の立役者となったのはクレイ・トンプソンだ。28-28と同点で迎えた第2クォーター、トンプソンは3ポイントシュート6本中5本成功を含む17得点を挙げてオフェンスを牽引し、67-58とウォリアーズがリードして試合を折り返した。第3クォーターではヤニス・アデトクンボに14得点を許したが、ウォリアーズはジョーダン・プールが14得点、そしてトンプソンも8得点で続いて、103-84とリードを拡大。そのままウォリアーズのペースで試合は進み、最終スコア122-109での快勝を収めた。

トンプソンはシーズンハイとなる3ポイントシュート8本を成功させて、こちらもシーズンハイの38得点と6リバウンド5アシストを記録。プールも30得点6リバウンド5アシストで続いて、チームを勝利に導いた。

今シーズン2度目の30得点超えを記録し、シーズンベストのパフォーマンスを披露した試合後、トンプソンは「こういう夜を熱望していた」と語った。「シーズン中にシュートスランプになっても、僕は自信を失うことはない。僕はコートに立って戦い続けるよ」

ウォリアーズの指揮官スティーブ・カーは「本当に助けになる」と言うと、「彼は自分自身にとても厳しいし、成功するためにものすごい努力をしているんだ」とトンプソンを称えた。

敗れたバックスの指揮官マイク・ブーデンホルザーも「彼のオフェンス、シュート力が私たちのディフェンスよりも優れていた。彼を褒めたい。今夜は素晴らしいゲームを見せてくれたね」と、対戦相手でありながらもトンプソンの活躍を称えた。

ウォリアーズはこれで3連勝をマーク。一方のバックスは6まで伸びた連勝がストップした。