川崎ブレイブサンダース

前半を52-33と圧倒して主導権を握る

3月12日、天皇杯ファイナルで3年ぶりの優勝を狙う千葉ジェッツと連覇を目指す川崎ブレイブサンダースが対戦した。

川崎はパブロ・アギラールを3番に置くビッグラインナップを起用。それ対して千葉は立ち上がりから富樫勇樹と原修太が連続で3ポイントシュートを沈める。さらに富樫がスルスルとディフェンスをドライブでかわしてシュートまで持ち込み、千葉が立ち上がりを6-0とした。

一方、開始2分間は得点がなかった川崎だが、藤井祐眞とニック・ファジーカスの連続3ポイントシュート、そして高さを生かしてセカンドチャンスポイントを奪うと、すぐに10-8と逆転。さらに、川崎はインサイドだけでなく、第1クォーターだけで3ポイントシュートを10本中6本成功させて主導権を握った。

26-17と川崎のリードで迎えた第2クォーター。オフェンスに加えて、川崎は持ち前のハードな守備力も発揮。スイッチを繰り返して千葉にズレを作らせず、タフショットを打たせてはリバウンドを奪い、開始2分半を6-0とした。千葉もディフェンスの強度を上げて対抗したが、ボールと人が連動して動いていた川崎は、前半だけで3ポイントシュート5本中3本成功を含む17得点を挙げた藤井を筆頭に、中と外からバランス良くオフェンスを展開し、第2クォーターを26-16と圧倒して、52-33で試合を折り返した。

川崎ブレイブサンダース

後半は千葉の反撃に遭うも、リードを守り切る

後半の立ち上がりは川崎が連続得点を挙げたが、そこから千葉が反撃を開始する。佐藤卓磨がオフェンスリバウンドで食らいつき、クリストファー・スミスが連続で3ポイントシュートを沈めてリズムをつかむと、ディフェンスでも24秒を守り切る。さらに、スミスのボールプッシュからジョン・ムーニーのダンク、そして富樫のドライブから佐藤の3ポイントシュートが決まり、連続11得点を挙げて45-56と点差を縮めた。

川崎も続くポゼッションで熊谷尚也がバスケット・カウントとなる3点プレーを沈めて流れを遮ろうとするが、千葉の勢いは止まらない。高い位置でスクリーンを仕掛けてインサイドのスペースを作り出し、リズム良く得点を重ねて残り4分で10点差に迫った。それでも川崎は、藤井がスティールからのコースト・トゥ・コーストを決めて2桁リードを守り抜く。増田啓介もオフェンスリバウンドやルーズボールといった泥臭いプレーでチームを支え、72-59で最終クォーターへ。

富樫の3ポイントシュート、そして富樫とギャビン・エドワーズのツーメンプレーで、残り6分半には千葉が9点差まで詰め寄った。それでも、川崎はファジーカスが高さのミスマッチを突いてインサイドから得点を挙げて、75-64と再び2桁リードを奪い返した。その後も点の取り合いとなりながらも、川崎が2桁前後のリードを守り抜き82-72で勝利。川崎は藤井が25得点、マット・ジャニングが19得点を記録した。