3年目のシーズンを占うB1開幕戦、千葉ジェッツvs川崎ブレイブサンダースに注目!

2018/10/04
Bリーグ&国内
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Bリーグ

文=丸山素行 写真=バスケット・カウント編集部、野口岳彦

互いをキーマンに挙げる司令塔の2人

3年目を迎えるBリーグは、9月28日にB2が一足早く開幕した。そしてB1も本日、千葉ジェッツと川崎ブレイブサンダースによる先出し開幕戦を迎える。

先日行われたティップオフ・カンファレンスでは千葉の富樫勇樹と川崎の篠山竜青がそれぞれの印象を語っている。篠山が富樫について「非常にスピードがあります。代表でももちろんですけど、千葉に帰った富樫選手はスコアラーになるので、千葉の起点という印象です」とコメントすれば、富樫も篠山について「ディフェンスのプレッシャーだったり、篠山選手がハッスルすることでチームが盛り上がる。コートの中でも外でもカギを握っている選手なので気を付けたい」と、お互いを試合のキーマンに挙げた。

また、このカードだけが先行して行われることに関して、篠山はBリーグ初年度の開幕戦へのあこがれがあったことを明かした。「Bリーグが開幕する時は、琉球(ゴールデンキングス)さんと(アルバルク)東京さんが先出しで、非常にたくさんの注目を集めました。そこへのあこがれのようなものも持っていました。Bリーグ3年目の、リーグ自体の盛り上がりを占うような試合をしなければいけないという責任感は持っています」

ちなみに篠山はこの開幕戦について「そうですね、『おいさー』は聞きたくない。それはすごく思います」と、千葉の新加入選手にしてムードメーカーの田口成浩への警戒を口にしている。

一方の富樫はホームでの開催を誇りに思い、期待に応えたいと言う。「ホームでできることを個人的にうれしく思いますし、今までの観客動員数などを含めた評価でこのスケジュールを組んでもらえたと思っています。その期待に応えられるようなプレーをしたいです」

小野龍猛

開幕戦でも緊張知らずなニック&小野

開幕戦を迎える心境は選手にとって異なる。今後の長いシーズンを占う上で大事な一戦と位置づける者もいれば、60試合中の1試合目に過ぎないと過剰反応しない者もいる。

昨シーズン途中に帰化申請が下り、今シーズンは帰化選手としてプレーするニック・ファジーカスは後者のようだ。「千葉戦に対して特別な感情はないよ。バーノン(マクリン)、シェーン(エドワーズ)が入って僕たちは完全に違うチームになったしね」。それでも「千葉は(富樫)勇樹こそ代表でいなかったけど、マカオの大会(テリフィック12)に参加するなど僕らよりメンバーが揃った中でしっかり経験を積んでいる」とチームの完成度の高さを警戒している。

一方、千葉のキャプテン小野龍猛は「両方ですね」と語る。「60試合のうちの単なる1試合に過ぎないかもしれないですけど、優勝を目標に掲げるならば、やはり1試合1試合が大事になってくるので」

また小野は、昨シーズンの対戦成績にも触れ、その胸中を「楽しみ」と語った。「昨シーズンはレギュラーシーズンで3勝3敗で、チャンピオンシップは1勝1敗で3戦目で勝ちました。どっちに転んでもおかしくない試合でした。そういう強いチームと先出しで開幕を戦えるので興奮してますし、楽しみな気持ちが一番多大きいですね」

実力伯仲、強豪同士の注目の一戦は、船橋アリーナで今夜19時5分ティップオフとなる。