平均5.6分のプレータイムで2.1得点、1.0アシストを記録
川崎ブレイブサンダースは米須玲音との特別指定選手契約が3月13日を以て満了となることを発表した。
米須は176cm63kgのポイントガード。東山高校では世代を代表する司令塔として活躍し、3年時にはウインターカップ準優勝へとチームを導いた。高校卒業後は日本大学に進学し、1年生ながら先発に名を連ね、4月の関東大学バスケットボール選手権大会では日大にとって15年ぶりとなる優勝に貢献し、自身もアシスト王に輝いた。持ち前のパスセンスはもちろん、積極的なアタックで自ら得点もできるポイントガードだ。
昨シーズンに続き、特別指定選手として川崎に加入した今シーズンは9試合に出場し、平均5.6分のプレータイムで2.1得点、1.0アシストを記録。結果的に約6分のプレータイムに留まったが、佐藤賢次ヘッドコーチが「戦力として機能している手応えがあります」と語ったように、限られた時間の中で確実に結果を残した。
しかし、1月末のレバンガ北海道戦で全治未定の右肩関節脱臼を負い、その後は欠場が続いていた。そのため、契約は満了になったものの、「怪我の治療および試合復帰に向けたリハビリを当クラブにて継続して参ります」と川崎は発表している。