レブロン・ジェームズ

写真=Getty Images

新加入選手も次々と持ち味を発揮

レブロン・ジェームズが、ついにレイカーズの選手としてコートに立った。9月30日に、サンディエゴのバレービュー・カジノセンターで行なわれたナゲッツとのプレシーズンゲームに先発出場したレブロンは、15分の出場で2本の3ポイントシュート成功を含む9得点3リバウンド3アシストを記録した。試合はナゲッツが124-107で勝利したものの、新生レイカーズにとっての船出となった。

指揮官ルーク・ウォルトンは、ラジョン・ロンド、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ブランドン・イングラム、レブロン、ジャベール・マギーを先発に起用した。レブロンは、レイカーズでのプレシーズンデビュー後「ファンの声援を聞けてうれしかった。コートに戻れてうれしいし、新たな旅路の始まりになったね」とコメント。実戦の舞台でレイカーズのジャージー姿を披露したことについては「高校からプロに入った時もそうだし、キャブズからヒートに移籍した時もそうだし、ヒートからキャブズに復帰した時もそうだったけれど、慣れるまでには時間が必要だよ」と語った。

レブロンは第1クォーターのみの出場になると思われたが、第2クォーターも引き続きプレーした。イングラムへのノールックパス、ステップバックしての3ポイントシュートなど、短い時間ながら印象に残るプレーで会場を沸かせた。レブロンは「チームのペース、それからスペースも良かった」と、プレシーズン初戦の内容に及第点をつけた。

レブロン以外の新加入選手も持ち味を発揮した。特に新司令塔として期待されるロンドは、試合開始直後のワンプレーで会場を揺らした。ロンドは、レイカーズがジャンプボールを制した後でリムに向かって直進したマギーに浮かせたパスを出し、アリウープを演出。この他にも、カットインからイングラムの得点に繋がったバウンスパスを供給したほか、フリックでレブロンの3ポイントシュートをお膳立てした際には、ナゲッツのジャマール・マレーに対しスクリーンを張る気配りも見られた。ロンドはタイムアウト中もベンチでチームメートに指示を出し続け、7リバウンド11アシストをマークし、プレーメーカーとしての長所を発揮した。

ランス・スティーブンソンも、オフに取り組んだ『意識改革』の成果を披露。これまではオープンな状態でもジャンプシュートを打たない傾向が強かったのだが、この日はジャンプシュートを積極的に放ち、フィールドゴール5本中4本を決めてベンチから12得点を記録した。先発出場したマギーも、チーム最多の17得点7リバウンドという活躍だった。

ウォルトンは、新チームで初めて臨んだ試合について「速いペースでプレーしようとしているので、ターンオーバーが増えるのは仕方がない。だが、全体的には良い形でやれたと思っている」と語った。第2クォーターには、2年目のカイル・クーズマをセンターに起用するラインナップも試したが、結果的にナゲッツにリードを広げられてしまった。しかしウォルトンは「厳しい展開もあったが、これからも続ける。良い守備から攻撃に繋がった場面もあった」と、スモール・ラインナップの完成度を高めていく考えを明かしている。