ティンバーウルブズ

一方のウォリアーズは直近10試合で4勝6敗と苦戦

現地3月1日、ティンバーウルブズはウォリアーズと対戦し、129-114で勝利した。

試合は第1クォーターこそ拮抗したが、第2クォーター以降はウルブズが2ポゼッションほどのリードを保ち続けて勝利をつかんだ。ウルブズはこれで直近10試合を6勝4敗とし、西カンファレンス7位につけている。

この試合はアンソニー・エドワーズが膝の負傷により欠場したが、カール・アンソニー・タウンズが3ポイントシュート6本中3本成功を含むゲームハイの39得点と9リバウンド、ディアンジェロ・ラッセルが22得点7アシスト2スティールを挙げる活躍でチームを牽引した。

また、ベンチから出場したマリーク・ビーズリーが3ポイントシュート9本中6本成功を含む20得点、トーリアン・プリンスも11得点3スティール1ブロックと、セカンドユニットの活躍も目立った。指揮官のクリス・フィンチは「ベンチメンバーの力は、私たちに欠かせないものだ。先発メンバーを休ませることができるし、シーズン序盤よりもタイムシェアを頻繁にできるようになってきている」と手応えを語る。

一方のウォリアーズはステフィン・カリーの34得点を筆頭に、他にも5選手が2桁得点を記録したが、今シーズン最多失点での敗北となった。ウォリアーズはこれで直近10試合を4勝6敗とし、西カンファレンス2位をキープしているものの3位のグリズリーズとのゲーム差は0.5となってしまった。

指揮官のスティーブ・カーは「私たちの連携の部分に問題がある。今後はこの連携の部分が最も重要になってくるが、時間をかけて改善するしかない。私たちはこの試練を乗り切らなければいけない」と語る。「この1カ月半、私たちは目指す場所に行くために、辛抱強く頑張っている。今夜のようにまとまりのない試合をした時は、一度原点に戻って、目標が何なのかを再確認する必要がある」

カリーは「僕たちはいろいろなローテーションとラインナップを持っていて、その場その場で調整をしているところなんだ。でも、5人のユニットとして、もっと一体とならなければいけない」と現状を語るが、「これは言い訳にはならない」と続けた。

「僕たちは完璧なチームになれるように、構築しているんだ。そのためには、自信をつけていかなきゃいけないし、今のような小さな溝を埋めることをやっていかなければいけない」