アイザイア・トーマス

今シーズンは5試合に出場し平均8.6得点、2.0アシストを記録

オールスターを2度経験しているアイザイア・トーマスがホーネッツと10日間契約を結ぶと『ESPN』が報じた。

今シーズンのトーマスは夏にレイカーズのワークアウトに参加したものの本契約には至らず、NBA復帰のチャンスを虎視眈々と狙っていた。アメリカ代表で若手に混ざって予選を戦い、Gリーグでプレーしながらチャンスを待っていた彼は、ラッセル・ウェストブルックとエイブリー・ブラッドリーが健康安全プロトコルに入り、ガードの層が薄くなったレイカーズと12月に10日間契約を結んだ。4試合に出場し平均9.3得点、2.0リバウンド、1.5アシストを記録したが、またしても本契約を勝ち取れなかった。

その後、マーベリックスとも10日間契約を結んだが、6得点4アシストを記録したキングス戦の1試合のみの出場に留まりフリーエージェントとなっていた。

ホーネッツは勝率5割以上をキープしてきたが、直近の13試合で11敗を喫し、東カンファレンス10位に転落。トーマスにはこの悪い流れを払拭する活躍が求められる。そして、それができれば念願の本契約にも繋がるはずだ。セルティックスに在籍していた2016-17シーズンにはキャリアハイ、そしてリーグ3位の平均28.9得点を記録し、『ボストンの王』と言われていた。当時のような異能のプレーは難しいかもしれないが、優れたスキルと高いバスケIQでNBA定着を狙う。