ステフィン・カリー

「残り22試合でベストな自分たちになれれば良い。プレーオフの舞台に戻りたい」

現地2月24日に行われたウォリアーズvsトレイルブレイザーズの一戦は、先発全員を含む8選手が2桁得点を記録したウォリアーズが132-95で快勝した。

オールスターゲームで初のMVPに輝いたステフィン・カリーは、この試合で18得点に加えてシーズンハイの14アシストを記録し、チームメートのチャンスを生み出すなど大活躍だった。カリー以外にもクレイ・トンプソンが7本中4本の3ポイントシュート成功を含む18得点、ジョナサン・クミンガがベンチから17得点、ジョーダン・プールが15得点、アンドリュー・ウィギンズ、ゲイリー・ペイトン2世、ケボン・ルーニー、オットー・ポーターJr.がそれぞれ10得点で勝利に貢献している。

カリーが普段よりプレーメーカーに専念したことで多くの選手に得点機会が生まれた。ヘッドコーチのスティーブ・カーは「ステフは本当に素晴らしかった。相手が彼をトラップにハメようとしていたが、彼はオープンな状態のカッターを見つけてボールを出していた」と称賛した。「辛抱強くプレーしていて、彼がチームを引っ張る姿はとても良かった。美しいプレーだったね」

カリーが中心になってブレイザーズを翻弄し続けたウォリアーズは、第3クォーター終了時点で100-73にまでリードを拡大した。この大量リードにより、第4クォーターは先発全員をベンチに下げたウォリアーズだったが、セカンドユニット中心になっても最後まで試合の主導権を渡さず、37点差での圧勝となった。

それでも、ドレイモンド・グリーンはまだ離脱中で、オールスターブレーク前の5試合は1勝4敗と苦しんだ。27日には好調のマーベリックスとの対戦を控えており、他チームと同様にウォリアーズにとっても残り2カ月は厳しい戦いが予想される。

カリーは「後半戦の良いスタートが切れた」とコートでのインタビューで語った。「日曜には大きな試合が控えている。ただ、プレーオフまでの残り22試合でベストな自分たちになれれば良い。プレーオフの舞台に戻りたい」