『INSIDE AKATSUKI』は、日本代表スタッフが収録した、バスケットボール日本代表の選手たちの『ありのままの姿』を見ることができる映像コンテンツ。今シリーズでは、女子ワールドカップ予選に向かう女子日本代表の裏側を連日伝えている。

日本代表密着27日目は、2月12日の様子。この日のミーティングで恩塚亨ヘッドコーチは『経験』について選手に話した。『経験』とはいろいろなものがあるが、本質的には『成功』と『学び』の2種類しかないとのこと。その理由を恩塚ヘッドコーチは「1万回上手くいかなかった時に『失敗』と考えるのではなく、『学び』を得たと思っている人の次への挑戦のエネルギーや見え方は違う」と説明する。

この日は試合はなかったが、FIBA公式取材を受けた渡嘉敷来夢。渡嘉敷は大会前から、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表で昨シーズンのWNBAのMVP選手、ジョンクェル・ジョーンズとの対戦を楽しみにしていると語っていた。WNBAのシアトル・ストームに所属していた時にジョーンズと対戦した経験がある渡嘉敷だが、「向こうは自分のことを覚えていないと思う」と話していたが、ジョーンズが渡嘉敷のことを覚えていたことが判明。渡嘉敷は「頭の片隅にでもいてくれたので、うれしいですね」と笑みを浮かべ、「さらに戦うのが楽しみになりました」と続けた。

そして今回は、その渡嘉敷とともに、日本のインサイドを支える髙田真希の特集だ。長らく日本代表チームで活躍している髙田は「いろいろなことを経験させてもらっているので、そこから学んでいることはたくさんある」と言う。東京オリンピックで銀メダル獲得の快挙を成し遂げるなど、華やかに見える髙田のバスケットキャリアだが、苦しいこともたくさんあり、その都度、その壁を乗り越えてきたと言い、こう続けた。

「辛いことが起きると下を向いちゃうと思うけど、自分がどうなりたいかを常に頭に入れておけば、辛い時でも今何をしなきゃいけないかが明確になる。そういったものを頭に入れておくと、すぐに切り替えられるかなと思います」

また、髙田は『なりたい自分』を問われると「自分の人生のテーマとして『人生を楽しく豊かに過ごしていく』というのを置いている」とし、そのためにはパリ五輪で金メダルを獲得すること、バスケットを頑張ることも『人生を豊かにする』ことに繋がると語った。

今日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で日本代表が、そして髙田と渡嘉敷によるツインタワーがどんなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。

バスケットボール日本代表公式Twitter
https://twitter.com/JAPAN_JBA
日本バスケットボール協会(JBA)公式Twitter
https://twitter.com/JAPANBASKETBALL
日本バスケットボール協会(JBA)公式Instagram
https://www.instagram.com/japan_basketball/
日本バスケットボール協会(JBA)公式TikTok
https://www.tiktok.com/@jba_official
日本バスケットボール協会(JBA)公式LINE
https://page.line.me/japanbasketball
日本バスケットボール協会(JBA)公式Facebook
https://www.facebook.com/JAPANBASKETBALL