西の競争力が増し、他チームに忠告を促すイグダーラ「もう自分たちだけではない」

2018/09/29
NBA&海外
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アンドレ・イグダーラ

写真=Getty Images

スリーピート達成のカギを握るベテラン

いよいよプレシーズンゲームが始まり、2018-19シーズン開幕も目前となった。今シーズンは、なんといってもウォリアーズがスリーピート(3連覇)を達成するかに注目が集まるが、ロケッツとのライバル対決からも目が離せない。

両雄は昨シーズンのカンファレンス・ファイナルで激突し、第7戦の末にウォリアーズがロケッツを下した。多くのロケッツファンは、『もし第5戦でクリス・ポールがハムストリングを痛めていなかったら』と、シリーズ終盤の司令塔の離脱を嘆いたはず。だが、ウォリアーズのアンドレ・イグダーラは、もし自分のヒザのケガがなければ、シリーズはもっと早く決着がついていたと主張している。イグダーラは、『The San Jose Mercury News』に「(自分が離脱していなかったら)4勝1敗で終わっていた。勝ったのは自分たちで、ロケッツではないんだ」と語った。

たしかに、同シリーズでのイグダーラのディフェンスは非常に効果的だった。『Second Spectrum』のデータによれば、第1戦から第3戦までポール、ジェームズ・ハーデンと41回マッチアップしたイグダーラが許したフィールドゴール成功数は、わずか1本だった。そのイグダーラは、第3戦でハーデンと交錯した際にヒザを痛めてしまい、シリーズ残り試合を欠場。ロケッツは、第4戦から2連勝して先に王手をかけたが、地力に勝るウォリアーズが第6戦から連勝してNBAファイナルに勝ち進んだ。

今シーズンもロケッツが『ストップ・ザ・ウォリアーズ』最有力候補と言われているが、イグダーラは、レブロン・ジェームズのレイカーズ移籍も含め、西の競争力が高くなっていることを理由に「どのチームも、自分たちを相手にベストゲームをすれば良いわけではなくなる」と、忠告した。

「西の競争力は大分増した。今シーズンは西の戦いが楽しみ。もう自分たちだけではないからね。毎試合で良いプレーをしないといけない」

34歳になったイグダーラは、2014-15シーズンから年々個人スタッツこそ減少しているものの、この4年で3度の優勝に最も貢献した一人だ。新加入のデマーカス・カズンズも大きな戦力として期待されているだろうが、『エースキラー』のイグダーラこそ、スリーピート達成の鍵を握る選手になるかもしれない。