守備力低下の評価に動じないPJ・タッカー「理解できれば、あとはシンプル」

2018/09/28
NBA&海外
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PJ・タッカー

写真=Getty Images

エニス三世は「コートのどこにでも姿を現す選手」

今シーズンも『ストップ・ザ・ウォリアーズ』最有力と言われるロケッツだが、不安材料は少なくない。特に、トレバー・アリーザとルーク・バー・ア・ムーテの退団による守備力の低下が懸念されている。彼らの退団に加えて、トレーニングキャンプ前には、ロケッツの守備を改善させた功労者と言われるアシスタントコーチのジェフ・ビズデリックが引退したため、その影響も少なからず出るだろう。

しかし、守備の要であるPJ・タッカーは、昨シーズンと同等の守備を構築するのは難しくないと言う。タッカーは『Chron.com』に「チャレンジとは思っていない」とコメント。「新加入選手は、チームの指示通りに動いてみて、それで守備の基礎的な部分を作る。それを実戦で使えるか試して、どうするかを判断するんだ。ディフェンスの形に慣れることが大事だね。あとは、カバーする範囲や、コミュニケーションが上手くいけば大丈夫。基礎的な部分さえ理解できれば、あとはシンプルだと思う」と、続けた。

またアリーザの代役として期待されているジェームズ・エニス三世は、トレーニングキャンプ初日からハッスルなプレーを見せ、ヘッドコーチのマイク・ダントーニやチームメートの信頼を勝ち取っている。ダントーニが「エネルギッシュなプレーは才能の一つ」と言えば、ハーデンも「ジェームズは素晴らしい仕事をしてくれている。非常にアクティブな選手。高いレベルで競い合えているよ。彼は、コートのどこにでも姿を現す選手」と称賛している。

エニス三世は、先日ダントーニとのミーティングで「できるだけ多く3ポイントシュートを打つことを求められている」と明かしたが、チームが最も期待しているのは、やはりディフェンスでの貢献だ。起用法は未定だが、もし同じく新加入のカーメロ・アンソニーとともにセカンドユニットに回れば、カーメロを得意のオフェンスに集中させ、苦手な守備の負担をエニス三世がカバーすることも可能になる。

週末から始まるプレシーズンゲームで新たな守備の形を試し、それを開幕までに仕上げていけるかどうかが、今シーズンのロケッツの行方を大きく左右しそうだ。