島根スサノオマジック

ローレンスⅡのファウルトラブルから島根が抜け出す

島根スサノオマジックvsシーホース三河の第2戦。第1戦と同様に島根はリード・トラビスが、三河はカイル・コリンズワースとジェロード・ユトフがそれぞれ欠場したが、攻守に大車輪の活躍を見せペリン・ビュフォードがトリプル・ダブルを達成した島根が勝利した。

序盤はともに3ポイントシュートに当たりがこなかったが、ピック&ロールからの連携で得点するなど、オフェンスがディフェンスを上回る展開に。三河は島根のお株を奪うように、ダバンテ・ガードナーやアンソニー・ローレンスⅡが速攻で加点。さらに島根の0本に対し、8本のフリースローを獲得したことで24-19とリードした。

それでもファーストプレーでニック・ケイが3ポイントシュートを沈め、安藤誓哉も続き、3ポイントシュートに当たりが出始めた島根が約2分間で12-0と一気に走って逆転した。島根のペースになりかけたが、三河はタイムアウトを取って流れを切ると、ガードナーのインサイドプレー、ローレンスⅡの3ポイントシュートで立て直す。島根が6本中5本、三河が8本中4本と高確率で3ポイントシュートを決め合い拮抗した展開が続いたが、ペリン・ビュフォードが前半だけで3本のブロックショットを見舞った島根がわずかに2点をリードした。

後半に入ると、ローレンスⅡのプルアップ、シェーファーとガードナーの速攻を浴びる0-6のランを許した島根だが、ケイやウィリアムスニカがオフェンスリバウンドで奮闘し、セカンドチャンスポイントで繋いだ。そして、残り6分半、ローレンスⅡから個人3つ目のファウルを誘発したところから大きく試合が動く。高さとスピードを併せ持つローレンスⅡのマークが外れたことでビュフォードの個人能力が爆発する。ディフェンスリバウンドからボールをプッシュし、そのままダンクでフィニッシュするコースト・トゥ・コーストを決めれば、オフェンスリバウンドに何度も飛び込み、豪快なプットバックダンクを見舞うなど、攻守で違いを見せた。こうして、0-6でスタートしたこのクォーターを24-16と上回り、10点をリードして最終クォーターに突入した。

その後、島根が2桁前後のリードを維持する時間帯が続いたが、角野亮伍に連続でミドルシュートを許し、西田優大の3ポイントシュートを浴びて、残り3分を切った場面で6点差に迫られた。それでも、直後に金丸晃輔がタフな3ポイントシュートを決めると、さらに続くポゼッションでも西田からファウルを誘発し、2本のフロースローを確実に決めて再びリードを2桁に広げた。ここが勝負の分かれ目となり、最後まで攻撃の手を緩めなかった島根が最終スコア95-78で勝利した。

島根はフル出場のケイが6本中5本の3ポイントシュート成功を含む27得点11リバウンドを記録。さらに攻守すべてでアグレッシブなプレーを披露したビュフォードは21得点14リバウンド12アシストと個人3度目のトリプル・ダブルを達成し、さらに3スティール3ブロックと獅子奮迅の活躍を見せた。島根は今シーズン最長の7連勝を達成し、最高の状態でブレイクを迎える。