バスケットボールのニュースを分かりやすく伝えることをコンセプトにしている『トークルーム』。今回は福岡第一をウインターカップ2連覇に導いたバックコートコンビ、河村勇輝選手と小川麻斗選手のBリーグ初対決に注目しました。
サンロッカーズ渋谷vs横浜・ビーコルセアーズの水曜ナイトゲームでその瞬間は訪れました。第2クォーター開始時にコートインした小川選手は早速、第1クォーター途中からプレーしていた河村選手のマークにつきました。2人は一瞬だけ笑顔を見せましたが、小川選手がパスフェイクから河村選手のマークを振り切り3ポイントシュートを沈めれば、河村選手も小川選手を1対1で抜き去ってのドライブでシューティングファウルを獲得と、最初からエンジン全開で白熱の戦いを繰り広げました。
盟友との対戦について「すごくうれしかったです」と、2人は口を揃えました。小川選手は心身ともにしっかりと準備ができた状態での対戦だったようで、このように語りました。「昨日の練習終わりに、ムーさん(伊佐勉ヘッドコーチ)から『マッチアップさせたい』と言われ、2人で話していました。自分は河村と高校からやっているので、癖はなんとなく分かっていますが、高校の時からレベルアップしているので、秋田戦などのビデオを見たりして準備をしていました」
また、「あっちはどう思っているか分かりませんけど、河村は良きライバルで、活躍すればするほど燃える。大学では僕が河村に勝ちます」と、以前の取材で小川選手は語っていました。今後のマッチアップも楽しみです。やはり、『元チームメート』対決はプロスポーツの醍醐味ですね!