タイリース・ハリバートン

ハリバートンがキャリアハイの38得点を記録するもキングスは6連敗

現地1月29日に行われたキングスvsセブンティシクサーズの一戦は、第4クォーター残り5分を切ってからのデッドヒートを制したシクサーズが103-101で勝利した。

敗れたとはいえ、キングスも見せ場は作った。この試合で最も目立ったのはシクサーズの選手よりもキングスのタイリース・ハリバートンだった。第4クォーター残り約4分半から3連続3ポイントシュート成功を含む14得点を一人でマークした。圧巻だったのは残り11秒の3ポイントシュートで、シクサーズのジョージ・ニアンの執拗なディフェンスをかわして右コーナーからバランスを崩しながらもロングシュートを決め切り、101-103とシクサーズを追い詰めた。

たまらずタイムアウトを取ったシクサーズだったが、再開後に5秒バイオレーションを取られてしまい、残り11秒にポゼッションがキングスに移動した。キングスは当然ハリバートンにラストプレーを託す。

ハリバートンはドライブを試みたが、背後からハリスとマティース・サイブルに、正面からはエンビードに囲まれ、オープンだったハリソン・バーンズにパスを送った。しかし、バーンズが試合終了のブザーと同時に放った3ポイントシュートは決まらず、最終スコア101-103で敗れた。

ハリバートンは、ラストプレーについて「ハンドオフからインサイドに切り込むつもりだったけど、相手のスイッチが上手かった。ハリソンがオープンだったからキックアウトした。でも、結果は受け入れる。できることなら最後のプレーをやり直したいけど、この経験が成長に繋がる」と振り返った。

ハリバートンはキャリアハイの38得点を記録したが、キングスは6連敗となっている。