バスケットボールのニュースを分かりやすく伝えることをコンセプトにしている『トークルーム』。今回はアルバルク東京を相手に支配的なパフォーマンスを見せた名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実選手に注目しました。
開始約3分で2-8と先行された名古屋でしたが、タイムアウト明けのオフェンスで齋藤選手が3ポイントシュートを沈めて悪い流れを断ち切ると、持ち味である3ポイントシュートが高確率で決まり、齋藤選手の11得点3アシストの活躍もあり、12点をリードして前半を終えました。
その後、アルバルクの反撃に遭い、最終クォーター残り2分の場面では田中選手のバスケット・カウントを受け、5点差まで迫られたものの、斎藤選手が3ポゼッション差に広げる3ポイントシュートを沈めたことで勝利をモノにしました。
斎藤選手は28分の出場でフィールドゴール14本中9本成功の20得点6アシスト3リバウンドを記録し、ターンオーバーは1つのみとほぼ完ぺきなパフォーマンスを披露。序盤の流れが悪い時の得点や最終クォーターに9得点を固めるなど、ポイントガードとして試合を支配していました。
そして、自身のプレーについてこのように語りました。「個人としても上手くボールをシェアしながらしっかり切り込んでいけました。A東京のディフェンスはあまりオーバーヘルプをしないので、ピック&ロールから自分がシュートを狙えるチャンスがあった時にしっかり打てていたのは良かった。自分たちのやりたいバスケットをアルバルクさんも止めるのは難しかったと思います」