ジャ・モラント

ファン投票第3回途中経過では西のガード部門2位

グリズリーズのジャ・モラントは、NBAキャリア3年目の今シーズン、不動のエースとしてだけではなく、リーグを代表するガードという立ち位置を手にしている。

今シーズンは現在まで36試合に出場し、平均25.3得点、6.0リバウンド、6.9アシスト、1.3スティールを記録し、チームも32勝17敗で西カンファレンス3位に躍進。NBAオールスターファン投票でも徐々に票を伸ばし、先週発表された第3回途中経過では西のガード部門で2位の2,623,359票を獲得している。

昨年オールスター選出を逃したモラントは、ヘッドコーチ投票によるリザーブに選ばれなかったことに悔しさを露にした。それゆえに、今シーズンこそスーパースターの証である球宴出場を果たしたいと強く願っている。ファン投票でこれだけの票数を集めているため、スターターに選出される可能性もあり、モラント本人も「その資格はある」と『Daily Memphian』に語った。「選ばれて当然だし、その資格はある。(オールスターに選ばれるために)努力してきたんだ。代替選手として出場したいとは思っていない」

昨シーズンは投票時期にチームの順位も西10位に低迷していた影響もあったのかもしれないが、仮にスターターに選ばれなかったとしても、今年はリザーブに選出されるのはほぼ確実と言っていい。グリズリーズを再びコンテンダーへと導いているモラントには、クリーブランドで現地2月20日に開催されるリーグ創設75周年記念のオールスターゲームの舞台が似合う。

ファン、現役NBA選手、メディアによる投票で決まるチームキャプテンとオールスタースターターは、現地1月27日に明らかになる。

グリズリーズからオールスターゲームに出場した選手は、2016-17シーズンのマルク・ガソル以降一人もいない。モラントが5年ぶりに球団を代表して球宴のコートに立てるかどうか、投票結果を楽しみに待ちたい。