「みんなで試合展開を正しく把握できている」
現地11月13日、6連勝中と好調のクリッパーズはホームでティンバーウルブズと対戦し、129-102で勝利して連勝を7に伸ばした。
開幕で連敗を喫した10月の印象は完全に払拭され、11月のクリッパーズは無敗をキープしている。ウルブズ戦では第2クォーターを38-17と圧倒して試合の主導権を握ると、試合を通してポール・ジョージが23得点9リバウンド4アシスト、レジー・ジャクソンが21得点、エリック・ブレッドソーが14得点5リバウンド9アシストの活躍で勝利に貢献した。
ジャクソンは試合後のインタビューで「チーム全員で取り組めているし、全員でスペーシングができてて、みんなで試合展開を正しく把握できているんだ。ホームでファンのみんなにサポートしてもらえて本当にうれしいよ」と満面の笑みを浮かべた。
選手たちの表情からも雰囲気の良さが伝わるクリッパーズは、チームケミストリーも順調に構築できているようだ。ベンチから12得点12リバウンドを記録したアイザイア・ハーテンシュタインは「みんな楽しくやれているよ」と試合後に語った。「みんなで勝ちたいし、僕たちはチーム全員の成功を願っている。最高だよね。これが今のチームが良い証だよ」
この日は昨シーズンまでクリッパーズに所属したパトリック・べバリーにとって初の凱旋試合となった。クリッパーズは4シーズン所属したべバリーの功績を称える動画を作成し、試合中に会場で流して感謝の気持ちを伝えた。
ファンもべバリーに歓声を送り、ジャクソンもインタビューの冒頭で「みんな、もう一度パットに大きな拍手を送ろう!」と観客にリクエスト。試合後しばらくコートに残ったべバリーは、コートサイドにいた幼いファンに着ていたジャージーをプレゼントし、元チームメートたちとも言葉を交わして再会を喜んだ。