「チームメートとコーチに感謝している」
ベテランのゴードン・ヘイワードは、セルティックスに移籍した1年目の2017-18シーズン開幕戦で左脛骨骨折と足首の脱臼という重傷を負い、復帰までに1年を必要とした。
復帰後も恐怖心と戦い続け、感覚を取り戻すまでに時間がかかった。一時はジャズ時代のようなパフォーマンスはできないかもしれないとも思われたが、努力を続けて復活。昨シーズン終了後にフリーエージェントになると、ホーネッツのオーナー、マイケル・ジョーダンから直接ラブコールを受けて、セルティックスから同チームに移籍した。
そして現地1月6日、ヘイワードは敵地でのホークス戦でキャリアハイとなる44得点を記録して102-94での勝利に貢献。ヘイワードは、試合開始から2本続けて3ポイントシュートを成功させるとリズムに乗り、9本中4本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール25本中15本、フリースロー12本中10本成功の44得点7リバウンド2アシストを記録した。
試合後の会見でヘイワードは「チームメートとコーチに感謝している」と言うと、「高校時代には一度も40得点を記録したことがなかった」と続けた。こう語ったヘイワードだが、ジャズに所属した2017年の4月21日に行われたクリッパーズとのプレーオフファーストラウンド第3戦で当時のキャリアハイ40得点をマークした。だが、キャリアを左右するほどの大ケガを乗り越えて記録した今回の44得点の方が達成感はあったのだろう。
「プレーオフで40得点を決めたことはあったけれど、今日はチームメートに見つけてもらえたおかげで楽しくやれた」とホーク戦を振り返った。「ケガも含めていろいろとあったけれど、今日は本当に楽しくやれた。ここから調子を上げていきたい」