昨シーズンのシックスマン賞投票1位と2位がチームメートに
王者レイカーズはオフに精力的に補強を進め、連覇へ向けた盤石なロスターを完成させた。中でもセカンドユニットの強化が顕著で、モントレズ・ハレルとデニス・シュルーダーの加入は大きい。
昨シーズンのシックスマン賞を受賞したハレルは、平均18.6得点、7.1リバウンド、1.7アシスト、1.1ブロックを記録。同じくシックスマン賞の最終候補に選出され、最終的な投票で2位に選ばれたシュルーダーは、平均18.9得点、3.6リバウンド、4.0アシストという成績を残した。
シュルーダーは、シックスマン賞を争ったハレルとの新デュオに期待を寄せている。現地8日の練習後、彼は「危険なワンツーパンチになる。ピック&ロールからの強力なオプションにもなるよ」と、ライバルチームに向けてメッセージを発信した。
2人とも1試合20得点以上が可能な選手で、ハレルはインサイドで得点とリバウンド、もしくはブロックでも貢献が可能な選手だ。シュルーダーは昨シーズンの3ポイントシュート成功率がキャリアハイの38.5%に到達するなど外角からのシュートも得意にしているため、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスがアタックする際に必要なスペースを生み出せる。
シュルーダーは先発で起用される可能性もあるが、「もう彼との練習は始めている。日を重ねるごとにお互いのフィーリングも分かってきて、連携も良くなってきているよ」と、ハレルとの相性の良さを実感している様子。
まずは明後日から始まるプレシーズンゲームでの起用法、そして2人の呼吸が合うかどうかに注目したい。