23得点を挙げバウンスバックに成功
ウィザーズはペリカンズに107-118で敗れ、これでシーズン再開から5連敗。プレーオフ進出の望みが断たれた。
八村塁は再開後最多得点となる23得点と存在感を見せたが、チームに初勝利をもたらすことはできなかった。
八村はリーグ再開初戦で21得点を挙げたが、その後は相手の徹底マークに遭い9得点、9得点、8得点と3試合連続で得点を2桁に乗せられず。「チームとしてスペーシングの問題もありましたが、シュートを決めきれない部分もあって、ここ3試合はオフェンスの部分で影響を与えられなかった」
だが今日の試合では「最初から積極的に行こうと思ってやりました」と語ったように、前半だけで15得点を挙げるなど、序盤からアグレッシブなプレーでオフェンスを牽引した。直近3試合での経験を生かした。「スペーシングが少ない中で、どれだけオフェンスでインパクトを与えられるかを学んできました」
八村の活躍もあり、前半を2点リードして終えたウィザーズだったが、第3クォーター中盤に受けた4-23のランが原因で敗れた。八村も「第3クォーターの途中で気を抜いて一気に逆転されて、そのまま持っていかれた感じです」とそのシーンを振り返る。
プレーオフ進出の可能性がなくなったことで、残り3試合は消化試合となる。それでも八村は『バブル』で戦う権利を得たチームを誇りに思いつつ、来シーズンに向けて今後の戦いを無駄にしないと誓った。
「チームメートが入れ替わったりいろいろあったんですけど、このパンデミックの中で『バブル』のチームの一員としてプレーできて感謝しています。次のシーズンはジョン・ウォールも帰ってきますし、ブラッドリー・ビールもいますし、もしかしたらDB(ダービス・ベルターンズ)もいますので、良いチームができると思う。ルーキーシーズンをしっかり終わらせるためにも、学んだことを生かしてあと3試合続けたい」