記念のボールを観戦に訪れた母にプレゼント
ロケッツが本拠地トヨタ・アリーナにティンバーウルブズを迎えた一戦、ロケッツは右足のかかとを痛めたクリント・カペラが欠場し、PJ・タッカーも開始1分で相手選手との接触で肩を痛めてコートを退くアクシデントに見舞われる。それでもジェームズ・ハーデン、ラッセル・ウェストブルックのダブルエースがともに結果を出してオフェンスが爆発。139-109と大勝した。
ハーデンは第2クォーター途中、ロバート・コビントンのチェックをモノともせず3ポイントシュートを沈め、NBA通算得点が2万に到達。それでもハーデンは「2万点は通過点」と言わんばかりに得点を重ね、このクォーターを右コーナーからのブザービーターで締める。第3クォーターまでに32得点8アシストを挙げて102-76とウルブズを圧倒してお役御免に。
ハーデン不在の第4クォーターはウェストブルックが奮起。最初の4分で8得点2アシストの大暴れで124-86と差を広げてベンチへと引き上げた。ウェストブルックは30得点10アシスト6リバウンドと、こちらも大活躍だった。
カペラとタッカーを欠きながら2人のエースが本領を発揮。タッカーに代わって31分プレーしたダニュエル・ハウスJr.も主にディフェンスでチームを支え、エリック・ゴードンも3ポイントシュート5本成功を含む17得点と、ベンチメンバーの活躍も光る快勝だった。
2万得点を記録したハーデンは「僕の目標はもっと大きなものだけど、それでも素晴らしいことだね」と語る。
ゲームを終えたハーデンは、この試合で使われたボールを観戦に訪れていた母にプレゼントしたそうだ。
Harden buries the step-back ?? to reach 20,000 career points??
????: https://t.co/lZZApswzuX pic.twitter.com/afjBpdifgO
— NBA (@NBA) January 11, 2020