
A東京は国内リーグ1位と好調のLGを止められるか
12月17日に『東アジアスーパーリーグ(EASL)』第3戦が開催され、宇都宮ブレックスは敵地でソウルSKナイツ(韓国)と、アルバルク東京はLGセイカーズ(韓国)、琉球ゴールデンキングスはマカオブラックベアーズ(マカオ特別行政区)とそれぞれホームで対戦する。
宇都宮は第2戦で勝利をしたSKとの再戦となる。前回の試合では国内リーグ4度の外国籍選手MVP受賞経験を持つジャミール・ウォーニーに23得点11リバウンド5アシスト、スコアラーのアルビン・トレンティーノに6本の3ポイントシュートを含む29得点を奪われたが、D.J・ニュービルが28得点4アシスト、アイザック・フォトゥが30点8リバウンド6アシストの活躍をして97-89で勝利した。グラント・ジェレットや、B1の前節にて連続スティールなどでディフェンスに貢献した小川敦也も戦線復帰をしているため、どのようなロスターで臨むかも楽しみな一戦となっている。
A東京の対戦相手であるLGは12月の国内リーグでの戦績を3勝2敗と勝ち越し、首位を走っている。EASLでは11月までに3試合を消化して全敗となっていたが、A東京に開幕戦で勝利したザック・ブロンコス(モンゴル)に12月9日の試合で勝利しており、グループリーグでは最下位だが侮ることはできない存在だ。A東京はB1の前節でテーブス海がメンバーに入らず、新加入のフランク・カミンスキーも家庭の事情で一時帰国とロスターが不安定な状態が続くが、先発ガードを務める大倉颯太がゲーム1でキャリアハイとなる15得点、そして5アシストの活躍を見せており、12月好調のLGを止めるためのキーマンとなるだろう。
琉球はEASL3連敗中のブラックベアーズと対戦。琉球が所属するグループBの中にはすでに5試合を消化しているチームも存在する。グループの上位2チームは第1戦で琉球に勝利した桃園パウイアン・パイロッツ(チャイニーズ・タイペイ)とメラルコ・ボルツ(フィリピン)がそれぞれ3勝を挙げており、これがグループ突破の一つの指標となる。琉球はここで1勝を確実に勝ち取り2勝目をマークしたいところだ。Bリーグで様々なラインナップを試している琉球が、どのようなロスターで挑むかにも注目したい。
【試合スケジュール】※試合開始時間はいずれも日本時間
19:00 SK vs 宇都宮 @蚕室学生体育館(韓国)
19:00 A東京 vs LG @アリーナ立川立飛
19:30 琉球 vs ブラックベアーズ @沖縄サントリーアリーナ