ロッタリーの結果次第で動き出す?
ペリカンズは、2018-19シーズン中に球団にトレードを要求したアンソニー・デイビスの慰留をあきらめてはいない。近日中にデイビスと会って説得を試みると言われているものの、本人の気持ちが変わらなければ、球団にとって最善の選択をしなければならなくなる。その選択の一つとして、ニックスとのトレードを検討すると、『New York Post』が伝えた。
『New York Post』によれば、もしニックスが今年のドラフト1位指名権を獲得した場合、ペリカンズはデイビスを差し出す代わりに、指名権、今シーズンが1年目だったケビン・ノックスとミッチェル・ロビンソンとのトレードを提示する可能性があるという。
この話が事実なら、ペリカンズの狙いは、ドラフト全体1位指名候補と言われているデューク大のザイオン・ウィリアムソン、そして再建を進めるために必要な優れた若手、ということになる。ニックスにとっても、デイビスの獲得は悪い話ではない。今年のオフにフリーエージェントの資格を得る大物選手と契約できる空きをキャップスペースに作った彼らにとって、デイビスの存在は大物との交渉材料としてプラスにはたらく。
5月14日のドラフトロッタリー後、大型トレード成立に向けた動きが加速化する可能性は大いにある。