セス・カリー

写真=Getty Images

3ポイントコンテストで兄弟対決が実現

ウォリアーズのステフィン・カリーは、自身と元NBA選手の父デル・カリーと比較されることが多い弟セス・カリーの活躍を、心から喜んでいる。

ステフは、今シーズンからトレイルブレイザーズに所属するセスについて「弟は、誰に何を言われても気にしていない。弟は、自信に満ちているんだ。あの性格は、神様が彼に与えたもので、それには理由がある。弟は弟だし、彼は自分がどういうバスケットボール選手か理解している。もちろん、NBAでプレーするのに相応しい力を持っていて、素晴らしいプレーができる」と語った。

左脛骨のストレス反応により昨シーズンを全休したセスは、今シーズン51試合に出場して平均6.2得点を記録。3ポイントシュート成功率はリーグ3位の46.5%をマークし、西カンファレンス4位のチームのセカンドユニットの一人として立ち位置を確立。エースのデイミアン・リラードが欠場した1月下旬のホークス戦では先発に起用され、シーズンハイとなる22得点を記録し、勝利に貢献した。

ステフは、ケガを克服した弟を称賛している。

「弟は、ケガを経験したけれど克服した。1年プレーから離れて、今は(NBAが)自分の居場所であることを分かっている。弟のプレーを見られるのは良いね。心から誇りに思っている。色々と比較されるのだろうけれど、弟は自分がすべきことをやっている」

ステフは、2月16日に地元シャーロットで開催されるオールスター・サタデーの3ポイントシュートコンテストに、セスと揃って出場する。カリー兄弟対決が今大会の目玉であるのは間違いないが、ステフは、弟と晴れ舞台に立てることを何よりも喜んでいるに違いない。