カイリー・アービング

写真=Getty Images

アービング「自分たちのプレーは安定していない」

今シーズン2回目の3連敗を喫したセルティックスが、12月21日のバックス戦後に緊急ミーティングを行った。

試合後のロッカールームでの話し合いには、選手とコーチも加わり、チームのプレーについて意見を交わしたと見られている。2年目のジェイソン・テイタムは「ロッカールームでの話だから、外部には漏らさない。自分たちが話した内容は、周りが知る必要もないこと。ただ、チームとして、もっと良いプレーをしないといけないだけ」とコメントした。

そして、カイリー・アービングは、チームとしてのまとまりが必要と語った。「まとまってやろうとすると上手くいくのに、そうではない時には、全然なっていない」

またアービングは、ミーティングを「絶対に必要だったこと」とも形容した。「みんなが分かっていることだけれど、今の自分たちのプレーは安定していない。だからこそ、安定したプレーを手にするには日々の積み重ねであることを言うべき時だった。自分は、開幕からそれを言い続けている。いつも良い試合ができるわけではないんだ。大事なのは、辛抱強くやることと、お互いに思っていることを正直に言うこと。誰か個人が批判されていると思わせずに、みんなで話し合うことが大事なんだ」

セルティックスは、現在18勝13敗で東カンファレンス5位に順位を落とした。先発が欠場しても簡単には崩れない首位ラプターズとは5.5ゲーム差で、さらに差が開くようなら挽回は厳しくなるかもしれない。セブンティシクサーズとのクリスマスゲーム前には、23日にホームでホーネッツと対戦する。ここで勝って連敗を止め、カンファレンス4位のライバルとの直接対決に臨みたいところ。

今こそ、リーダーであるアービングがチームをまとめ、一枚岩になる時だ。