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14試合を欠場しているが「まだ俺にもチャンスがある」
ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、つま先の負傷により直近16試合中14試合を欠場した。早ければ12月10日のティンバーウルブズ戦で復帰する見込みだが、欠場した試合が多くても、今シーズンの最優秀守備選手賞の選考に影響は出ないと考えている。
グリーンはメディアに「(最優秀守備選手賞選考で)前にカワイ(レナード)に負けた時には、確か彼は56試合くらいしか出場しなかった。つまり、まだ俺にもチャンスがあるということ。受賞してみせるよ。まずは復帰して、リーグのどの選手も抑えないといけない。俺にならやれる」と、語った。
グリーンの主張には一理ある。2014-15シーズンから2シーズン続けて受賞したレナードは、14-15シーズンに64試合、15-16シーズンに72試合に出場した。そして2017-18シーズンに最優秀守備選手賞を受賞したルディ・ゴベアは、56試合の出場だった。
同賞の受賞を今シーズンの個人目標に掲げているグリーンは、こう続けた。
「絶対に受賞したい。昨シーズンはオールディフェンシブ・セカンドチームに選出されたけれど、それでも腹が立った。(最優秀守備選手賞を)取るまで、この気持ちは収まらない」
守備が持ち味だけに当然といえば当然かもしれないが、もしキャリア2回目の最優秀守備選手賞を今シーズン受賞すれば、グリーンは来オフにウォリアーズとスーパーマックス契約を結べる資格を手にすることになる。
グリーンは、復帰後に守備で違いを作れる選手としてインパクトを残そうと燃えているに違いない。そんな彼と対戦するチームが気の毒に思えるくらい執拗な守備が、間もなく見られそうだ。