2019年にはワールドカップのヨーロッパ予選にウクライナ代表として出場

アルバルク東京は、B3の金沢武士団でプレーするイホール・ボヤルキムを期限付き移籍で獲得したことを発表した。

現在27歳でウクライナ出身のボヤルキムは、182cm、84kgのポイントガード。同国で2012-13シーズンからプロキャリアをスタートさせると、2021-22シーズンまで6クラブを渡り歩いていた。しかし、昨年2月末から始まったロシアのウクライナ侵攻によって競技を続けるのが困難となり、ウクライナ出身の2選手とともに昨年の8月に来日し、今シーズンは金沢でプレーをしていた。

優れたハンドリングと高確率の3ポイントシュートが特徴のボヤルキムは、2019年に行われたワールドカップヨーロッパ予選にウクライナ代表として出場しており、4試合で平均5.3得点、1.8アシストを記録した。加入を発表したA東京は先日、先発ポイントガードのジャスティン・コブスをインジュアリーリストに登録しており、緊急事態を脱するために同ポジションの補強に動いた。ボヤルキムはクラブを通じて、次のコメントを発表した。「この度はバスケットボールファミリーの一員として受け入れていただきありがとうございます。アルバルク東京の一員になれてとても幸せです。チームの力になれるよう、ベストなプレーを心がけます! 試合会場で是非お会いしましょう」

なお、ボヤルキムの移籍期間は1カ月と発表されている。