ウィザーズ

直近の7試合で6勝目、10勝に到達

ウィザーズがホームにホーネッツを迎えた一戦。ここまで16試合すべてに出場してきた八村塁は足首の痛みにより、今シーズン初めて欠場した。また、ウィザーズは先発ポイントガードのモンテ・モリス、控えガードのデロン・ライトも離脱中で、ポイントガードがいない状況での戦いを強いられた。

それでも、2点ビハインドで最終クォーターを迎えたウィザーズは、ゲームハイの28得点を記録したカイル・クーズマが2本連続の3ポイントシュートを含む8得点を開始約2分で挙げ、一気に突き放した。その後、終盤に2点差まで迫られる場面もあったが、指揮官のウェス・アンセルドJr.が「後半に動きが鈍くなったように映ったが、我々はよく守った」と総括したように、最後まで逆転を許さずに最終スコア106-102で勝利した。

ウィザーズはクーズマの28得点を筆頭にブラッドリー・ビールが26得点5アシスト5スティールを記録し、デニ・アブディヤが12得点13リバウンドで今シーズン初のダブル・ダブルを達成。先発の5人全員が2桁得点を挙げて、ポイントガードの不在をカバーをした。

前回のヒート戦ではジミー・バトラーとバム・アデバヨ、今回のホーネッツ戦ではラメロ・ボールと、主力選手が欠場したことにも助けられ、ウィザーズは直近の7試合で6勝を挙げている(10勝7敗)。平均23.5分のプレータイムで11.6得点、3ポイントシュート成功率33.3%、4.8リバウンド、1.1アシストを記録している八村を欠いた状況で接戦をモノにしたことからも、チームの調子が上向いていることが分かる。