グリズリーズが紺色のユニフォームに着替えて一件落着
現地3月13日、サンダーのホームで行われたグリズリーズとの一戦で『珍事』が起きた。
ウォーミングアップ、選手紹介が終わり、あとはティップオフを待つだけとなったが、先発選手がコートに集まると、両チームともに白色のユニフォームを着ていることが判明。異変に気付き、選手やコーチたち、そしてレフェリーも困惑、、会場のファンたちも苦笑いを浮かべ、事の顛末を見守った。結果的にアウェーのグリズリーズが紺色のユニフォームに着替え直し、ようやく試合が開始された。
一昔前のNBAでは、基本的にホームチームが白を着用していたが、ホームチームが試合毎に好きなユニフォームを選び、ロードチームはそれに被らない色を着用するという形になった。会場の設備の不具合で試合開始が遅れることはあるが、ユニフォーム被りでの遅延は極めて稀と言える。だが、サンダーは約1年前にもユニフォームに関するトラブルに関わったことがある。
2021年2月26日、サンダーのホームで行われたホークス戦でそれは起こった。サンダーが赤橙、ホークスが赤を基調としたユニフォームを着用したことで、非常に近い色同士での対戦となった。そのため、認識しづらいという理由からNBAから指導が入り、サンダーはハーフタイムに白色のユニフォームに着替える措置を取った。この時はサンダーが白色のユニフォームを着用すると、各試合のユニフォーム選択シートに誤って記載されており、さらにホークスが6日間で4試合をこなす遠征のために赤のジャージーしか用意していなかったため、サンダーがユニフォームの色を変えることになった。
なお、試合はデズモンド・ベインがチームハイの21得点を挙げ、彼を含む7人が2桁得点を挙げたグリズリーズが125-118で勝利し、連勝を3に伸ばしている。