ルディ・ゴベア

イングルズに続き、ジャズにとっては2人目の健康安全プロトコル入り

本日、ジャズのルディ・ゴベアが新型コロナウイルス陽性判定を受けたと『ESPN』が報じた。

ゴベアは左肩に痛みを抱え、115-109で勝利した昨日のナゲッツ戦を欠場した。そして、本日に健康安全プロトコル入りが発表された後、新型コロナウイルス陽性判定が明らかになった。これでジャズの健康安全プロトコル入りした選手はジョー・イングルズに続き、2人目となった。

2020年3月11日、ゴベアは新型コロナウイルス陽性判定を受けた。当時は健康安全プロトコルが存在せず、事態を重く見たNBAはゴベアの感染を機にレギュラーシーズンの中断を決定。そして、約4カ月の中断の後、『バブル』でシーズンは再開した。

当時、世界的に感染が急速に広まり、新型コロナウイルスへの警戒が強まる中で、ゴベアはマイクを故意に触ったりするなどの軽率な行動を取ってバッシングを浴びた。その後、ゴベアは謝罪し、同じように新型コロナウイルスの影響を受けている人々に高額の寄付をした。

健康安全プロトコルによってロスターが揃わずに11試合が延期されたが、新型コロナウイルスの集団感染は抑えられた。ゴベアの陽性判定は残念なニュースだが、新型コロナウイルスへの危機感をより強める機会となるはずだ。