明日は再びウォリアーズとの首位攻防戦
10月下旬から負けなしのサンズは、現地12月2日にホームでピストンズと対戦した。チームのリーディングスコアラーであるデビン・ブッカーが左ハムストリングを痛めた影響で欠場したものの、サンズはキャメロン・ペインとキャメロン・ジョンソンがともにベンチから出場して19得点6リバウンドを記録し、クリス・ポールが12得点12アシスト、ディアンドレ・エイトンも17得点12リバウンドを挙げて114-103で勝利。1カ月以上続く連勝は、球団新記録となる18にまで到達した。
3ポイントシュート6本中4本成功を含む19得点で勝利に貢献したジョンソンは、平日のナイトゲームにもかかわらず会場に詰め掛けた1万6000人を超えるファンに感謝の気持ちを語った。「本当にファンのみんなのおかげだ。木曜なのに、多くのファンが会場に来てくれた。会場全体が揺れていたよ」
セカンドユニットを引っ張るペインは「ウチらしいプレーができたし、僕たちの仕事を普段通りにこなせた」としつつも、「浮かれるわけにはいかない」と気を引き締めている。「まだまだ試合は続くし、お祭り騒ぎを起こすわけにもいかない。次もあるんだ」
ペインが語ったように、サンズは現地11月30日に続いて明日もウォリアーズと激突する。前回は104-96で勝利したが、同じく絶好調のウォリアーズもサンズ対策を講じ、西カンファレンスの首位を争う相手に同じ轍を踏むまいと意気込んでいるに違いない。しかも明日の試合はウォリアーズの本拠地サンフランシスコで行われるため、アウェーでの戦いとなる。
ジョンソンはウォリアーズとの2戦目について「大きな試合になる」と語ると、先月末に行われたニューヨークでのニックス、ネッツとの連戦に近い心境だと明かし、「あの時と同じ気持ちで臨まないといけない」と続けた。
サンズがウォリアーズとの第2ラウンドに勝って連勝を伸ばせるかどうか、明日の試合も必見だ。