主力の長期離脱に頭を悩まされ続けるナゲッツ
主力の故障に悩まされているナゲッツにまたしても悲劇が襲った。現地11月23日に行われたトレイルブレイザーズ戦の第1クォーターに負傷したPJ・ドジアーが、今シーズン絶望となる左膝前十字靱帯断裂の重傷の診断を受けた。
ナゲッツは中心選手のジャマール・マレーが長期離脱中ながらも、昨シーズンのMVPであるニコラ・ヨキッチやマックス契約を結んだマイケル・ポーターJr.を中心に勝ち星を重ね、白星が先行していた。しかし、腰の痛みを再発させたポーターJr.の欠場が続き、ヨキッチも右手首を捻挫して欠場を余儀なくされるなど、現在5連敗中で勝率は5割まで落ち込んだ。
そして、ここまでの18試合すべてに出場し平均5.4得点、3.5リバウンドを記録するなど、貴重なベンチメンバーとして存在感を放っていたドジアーまでもが長期離脱を強いられることとなった。さらに欠場中のポーターJr.は手術を受けなければならない可能性もあり、その場合シーズン全休は免れずチーム状況はさらに悪化する。
ナゲッツは次節、現在14連勝中と絶好調のサンズと対戦する。マレーはシーズン終盤に復帰できるとの報道もあるが、連敗を早めに止めて悪い流れを変えなければ、4シーズン連続のプレーオフ出場は相当厳しいと言わざるを得ない。