キャリア12年で8チームを渡り歩いたジャーニーマン
NBAで12シーズンプレーしたジェラルド・グリーンが現役を引退した。
グリーンは2005年のドラフト1巡目18位でセルティックスから指名されNBAキャリアをスタートさせると、その後はティンバーウルブズ、ロケッツ、マーベリックス、ネッツ、ペイサーズ、サンズ、ヒートと多くのチームを渡り歩いた。
198cmとNBA選手としては決して大きくはないが、抜群の跳躍力を持ち、2007年のダンクコンテストで優勝し、続く2008年のコンテストでも準優勝した生粋のダンカーだ。
昨シーズン途中に古巣のロケッツと非保証契約を結んだが解雇され、その後はNBAチームと契約できずにいた。NBAでのキャリア12年で658試合に出場し、平均9.7得点、2.5リバウンドを記録し、ユニホームを脱いだ。
なお、グリーンはロケッツの育成コーチに就任することも発表されている。再建に舵を切り、若手が多いチームにとって、ロシアや中国でプレーしたこともあるジャーニーマンの経験値は力になるはずだ。