現代バスケ『ストレッチ』の原型を作った一人であるクリス・ボッシュ「与えられた役割を完璧にこなしたいと思っていた」

現代バスケ『ストレッチ』の原型を作った一人であるクリス・ボッシュ「与えられた役割を完璧にこなしたいと思っていた」

2021/09/11 12:35
クリス・ボッシュ

ヒートに加入してから3ポイントシュートを習得したボッシュ

現役時代にラプターズとヒートでプレーしたクリス・ボッシュは、現地9月11日にバスケットボール殿堂入りを果たす。

ヒート時代にはレブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイドという2003年NBAドラフト組との『ビッグ3』で一時代を築き、2012年と2013年にはNBA連覇を成し遂げた。

そのボッシュは現代型のパワーフォワードやセンターに見られるように、ヒートに加入してから3ポイントシュートを習得し、アウトサイドシュートを決めて味方が使えるスペースを広げる『ストレッチ』と呼ばれる原型を作った一人と言われている。実際にヒートでの1年目となった2010-11シーズンは1試合平均0.3本しか3ポイントシュートを放たなかったが、現役最終年の2015-16シーズンには4.2本にまで増加した。

殿堂入り式典を直前に控えたボッシュは『Miami Herald』とのインタビューで、3ポイントシュートを打つ4番、5番の『先駆け』だった現役時代を振り返った。

「現役最後のシーズンには、1試合で4本か5本は3ポイントシュートを打っていた。そういう役割を受け入れたからね。自分の技術を向上させて、自分の与えられた役割を完璧にこなしたいと思っていた」

こう語ると、今シーズンからレイカーズでプレーする同期のカーメロ・アンソニーが担うであろう役割についてもコメントした。「カーメロがレイカーズで担う役割のようにね。スポットアップシューターとして3ポイントシュートを決めて、フロアを広げる。そしてディフェンスに力を入れて、チームの力になる」

心臓疾患によるドクターストップで早期引退を決断したボッシュだが、もし今も現役を続けていたら、優秀なストレッチ4として優勝候補のセカンドユニットを支えていただろう。だが今は、健康でいられる生活に心から満足しているようだ。

「今は幸せだし、今までで一番健康かな。自信を持ってそう言える。関節も膝の痛みもないし、階段を昇り降りする時も痛くない。こういう状態が何年も続いているのは、本当にありがたいことだ」

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