田中大貴

「リーグとチームと協力しながら、シーズンを最後までできれば」

Bリーグは今日、2021-22シーズン開幕に向け、オンラインでの全選手ミーティングを実施した。

合計400名弱の選手やスタッフが参加し、島田慎二チェアマンからファイナルまでやり遂げた昨シーズンの協力に対してあらためて感謝の言葉があり、新シーズンの新型コロナウイルス感染対策などの説明が行われた。

アルバルク東京の田中大貴は選手を代表してミーティング後のオンライン囲み取材に参加し、こう振り返った。「コロナ禍の状況で、どんどん感染者数も増えていますし、難しいシーズンが予想されますが、その中でリーグとしてどうやっていくのかという話がありました。引き続き、個人個人でできる感染対策などの基本的なことを続けて、リーグとチームと協力しながら、シーズンを最後までできればと思います」

また、この夏の東京オリンピックは地上波でも放送され、今まで以上に多くの人にバスケットを知ってもらうきっかけとなった。特に女子バスケは銀メダル獲得の快挙を成し遂げた。田中は「素晴らしい活躍でしたし、メダルを取ることの大変さは自分も同じ舞台で試合をさせていただいて分かる部分はあるので、本当に素晴らしい出来事でした」と言い、こう続けた。

「いろいろなメディアやSNSを見ていても、女子がすごく取り上げられていて、注目されているのはすごくうれしいです。でも男子も負けないように争っているわけではないですが、男子、女子と一緒になって日本のバスケを盛り上げていけたらと思います」

Bリーグの2021-22シーズンは9月30日に開幕、田中大貴を擁するA東京は他のチームに先駆けて、この日に沖縄アリーナで琉球ゴールデンキングスとの『先出し開幕戦』を戦う。