ライアン・ロシター

提供=ソフトバンク株式会社

子供を抱き上げて『たかいたかいダンク』

先週末、全国のソフトバンク店舗がBリーグの各チームの『公認ショップ』となり、選手やマスコット、チアがやって来るイベントが各地で開催された。栃木ブレックスはホームタウンである宇都宮の公認ショップ5店舗に選手を派遣。中でもとりわけ盛り上がったのが、ライアン・ロシターとジェフ・ギブスが訪れた『ソフトバンク宇都宮北』だった。

14時半からのイベントだったが、一番乗りのファンがやって来たのは朝9時。イベント開始時点で約150人が集まった。店舗敷地内にフープが用意され、集まったファンはフリースローを投げて、ロシターとギブスと握手できるという流れ。ところがやって来た2人に用意された進行は関係なかった。

まずは集まったファンにシューティングを披露。「安齋(竜三)ヘッドコーチの下でとてもキツいトレーニングをやっていたので、あまり期待しないでほしい」と言いつつも、ロシターが3ポイントシュートを軽々と決めれば、ギブスは豪快なダンクを披露した。

続いてのフリースローイベントでは、100人以上が列を作るのを見たロシターが「子供を先にやらせてあげよう」と提案。小さな子供のシュートが3m5cmのリングに届かないと見れば、ロシターは抱き上げて『たかいたかいダンク』をアシスト。ギブスはゴール裏に猛然とダッシュして支柱を傾け、小さな子供でもシュートを決められる高さまでリングを下げてあげていた。

途中、駆け寄るギブスの迫力に驚いてしまった小さな女の子が泣き出すハプニングに、ギブスが「ゴメンネ、ゴメンネ」とあやす一幕も。すべての子供がシュートを成功させるまで、2人は自分なりのやり方でアシストし続けた。

ジェフ・ギブス

すべてのファンを満足させる『神対応』

子供たちが終わったら今度は大人の番。本来であれば日陰に置かれたイスに2人は座り、フリースローを投げ終わったファンと握手するはずだったが、ロシターもギブスも「リバウンドを取る」と宣言。こぼれ球を拾いつつ、シュートを決めたファンにはハイタッチで祝福した。

年配の女性が明後日の方向にシュートしてしまったシーンでも、Bリーグの試合と同じようにロシターがその長身と長い腕を伸ばしてフォロー。オフェンスリバウンドからのゴール下をきっちり決めて、その女性には1アシストを記録させている。

この日は全国的な猛暑。集まったファンでフリースローイベントへの参加を希望した約120名全員にロシター&ギブスはアシストし続け、観覧したファンとも一人ひとりガッチリ握手する『神対応』。イベントにやって来たファン全員の拍手に見送られ、会場を後にした。

ポスターカレンダー

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B1とB2の全36クラブに、ホームタウンでの情報発信を担う場所として『公認ショップ』ができ、『B.LEAGUEスタンプ』がスタートしている。お気に入りクラブを選び、そのクラブの公認ソフトバンクショップや試合会場でもらえるスタンプをスマートフォン、タブレット上で集めることで、限定グッズがもらえるなどの特典が入手できる。公認ショップOPENキャンペーンとして、対象店舗でスタンプをもらうと上のポスターカレンダーが全員にプレゼントされる。9月5日まで、なくなり次第終了なので、公認ショップに急ぐべきだ。

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