デビン・ブッカー

鼻の負傷、フェイスガード着用の影響はないと主張

サンズのデビン・ブッカーは、クリッパーズとの西カンファレンスファイナル第2戦でパトリック・べバリーの頭突き顔面にくらい、鼻を負傷した。

おそらく骨折したと見られ、現地24日にステイプルズ・センターで行われた第3戦から透明のフェイスガードを着用してプレーしている。この影響があったからか、ブッカーは第3戦でシュートタッチをつかめず、フィールドゴール21本中5本成功(成功率23.8%)と苦しみ、15得点に終わった。

92-106で敗れた試合後の会見で、鼻の状態、フェイスガードを着用してのプレーについて聞かれたブッカーは「鼻は大丈夫だし、フェイスガードは何の影響もない」とコメントした。「明日、今日の試合映像を見て、次の試合に向けて準備するだけ」

レイカーズとのファーストラウンドでも不調な時期があったブッカーは、この日のパフォーマンスを気にしていなかった。「ずっとバスケットボールをプレーしてきて、考えられるスランプはすべて体験済み。13歳の時に父親から言われたことで、最高の助言は、すぐに忘れること。次の試合、次のプレー、次のポゼッションまでに忘れてしまうことさ」

「これまでに費やしてきた努力を信じて、自信を持ってやらないといけない。僕は、今までの努力を信じている。次の試合では、今日より良いプレーをするよ」

前回ステイプルズ・センターで敗れたのはレイカーズとのシリーズ第3戦で、サンズは1勝2敗とビハインドを背負っていた。今回の敗戦で次の試合に向けたアプローチに変化が生じるかという質問に、ブッカーは「何も変わらない」と答えている。

「前にここで負けた時はチームも1勝2敗の状況だったけれど、試合翌日の練習場では笑い声が絶えなかった。みんなで良い時間を過ごして、みんな集中していた。次の試合で何をすればいいか分かっていたし、やらないといけないことも理解できていた。だから、特に口に出す必要もない。全員しっかり集中できているからね」

第4戦は、再びステイプルズ・センターで現地26日に行われる。