ドノバン・ミッチェル

負傷に関しては「問題ない」とアピール

クリッパーズとのカンファレンスセミファイナル第1戦から連勝スタートのジャズは、現地12日に敵地で行われた第3戦に106-132で敗れた。

エースのドノバン・ミッチェルは、第1クォーターからクリッパーズの徹底マークに苦しめられながらも、30得点を記録。第4クォーターにはシュート後の着地の際に足首を痛めてロッカールームに戻るアクシデントも発生したが、試合後の会見で、ミッチェルは問題ないとアピールした。

「問題ない。これしか言えない。自分が痛めた時点で16点差か18点差になっていたから、無理に戻る必要はなかった。次の試合に備えるために、休む必要があった」

ミッチェルは、ハムストリングのケガで欠場が続くポイントガードのマイク・コンリーから、気になった点を指摘されたと明かした。「試合展開を読むのに、彼の意見が役に立っている。僕たちはもっとボーヤン(ボグダノビッチ)をプレーに絡ませないといけない。今日は、自分が焦ってシュートを打つ場面が多かった。ダメだったね。そういう話がマイクからあった」

「今日はイージーなシュートを外してしまったし、相手の攻撃を止められなかった。相手だって、3勝0敗の状況にはしたくなかっただろうしね」

ジョー・イングルズは、クリッパーズの徹底守備からエースを守りきれなかったことを悔やんだ。「相手はこれまでよりもフィジカルが強くて、積極的だった。スモールでプレーしてきたし、ドノバンにもダブルチームを仕掛けてきた。チームとしても予想していたけれど、上手くプランを実行できなかった」

ジャズにとって、ミッチェルが第4戦に出場可能なのは朗報だ。しかし、ミッチェル本人が語ったように、クリッパーズに勝つには、ボグダノビッチらサポーティングキャストのプレーも欠かせない。この日の結果を受け、彼らがどう修正するのか、現地14日の第4戦に注目したい。