ニック・メイヨ

北海道でブレイクし、平均21.5得点で得点王に

広島ドラゴンフライズがニック・メイヨの獲得を発表した。

メイヨはアメリカ出身、206cm113kgのパワーフォワード。イースタンケンタッキー大学卒業後、Bリーグの千葉ジェッツでキャリアをスタートさせ、昨シーズンにレバンガ北海道へ移籍した。

千葉では3番手の外国籍選手という立ち位置もあり、19試合に出場し平均24.4分のプレータイムで14.6得点、5.6リバウンドに留まったが、北海道ではファーストオプションとして活躍。出場した55試合すべてに先発し、平均33.6分のプレータイムで21.5得点、8.0リバウンド2.2リバウンドを記録。3ポイントシュート成功率は41.8%と高確率で、内外どこからでもスコアできる万能ビッグマンとしての地位を確立するとともに、リーグ得点王に輝いた。

広島の岡崎修司GMも「3ポイントシュートの成功率が40%を超え、アウトサイドのシュートも得意な選手です。チームメイトに生かされるのもうまく、パワーフォワードとしてプレーすれば広島のインサイド陣ともバランスが取れるため、新たな攻撃の核になると信じています」とコメントしている。

メイヨは「Bリーグチャンピオンシップ進出を目指して戦うドラゴンフライズが素晴らしいシーズンを送れるように、自分にできることはすべてやりたいと思います」とクラブのリリースでコメントしている。

広島はチャールズ・ジャクソン、寺嶋良、辻直人に続き、ビッグネームの獲得に成功した。