富山グラウジーズ

3選手ともにクラブは2021-22シーズンの交渉を続けている

富山グラウジーズは今日、橋本晃佑と城宝匡史を、昨日は阿部友和の計3選手を自由交渉選手リストへ公示したことを発表した。

橋本は昨シーズン終了後にプロキャリアをスタートさせた宇都宮ブレックスを退団し、富山に加入した。203cmのパワーフォワード兼センターでありながら3ポイントシュートを打つことができる『ストレッチ4』として存在感を発揮し、3ポイントシュート成功率はキャリアハイの39.8%を記録した。しかし、4月16日の試合中に右アキレス腱断裂の重傷を負い、全治6、7カ月となり戦線離脱。今シーズンは50試合に出場して、平均プレータイム14.7分で5.1得点、2.2リバウンドを記録している。

現在39歳の城宝は、bjリーグ時代からBリーグ開幕初年度まで富山のエースとして活躍し、その後は新潟アルビレックスBBやライジングゼファーフクオカを経て、3年ぶりに富山に帰って来た。今シーズンは44試合に出場して、平均プレータイム8.1分で2.3得点を記録。シューターとしての信頼は指揮官からも高く、限られたプレータイムできっちりと仕事をこなすことができるベテランだ。

阿部は2018-19シーズンから富山でプレーし、在籍1年目からクラブ初となるチャンピオンシップ進出に貢献し、今シーズンで在籍3年目となった。昨年10月に右内側半月板損傷の手術を行った影響で、シーズン序盤はベンチからチームを支えていた。今シーズンは25試合に出場して、平均2.2得点、1.4アシストを記録。ベテランポイントガードとして指揮官からの信頼も高く、攻守ともにハードワークしてチームに勢いを与えたり、流れを変えることができる選手だ。

なお、3選手ともにクラブは2021-22シーズンの交渉を続けているとのこと。