シャキール・オニール、レイカーズでの最終年をマフィア映画に比喩

2016/09/09
NBA&海外
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写真=Getty Images

シャック「同じチームに王様2人はいられない」

現地9月9日に晴れてバスケットボール殿堂入りを果たすシャキール・オニールが、コービー・ブライアントとの関係が悪化し、レイカーズを去ることになった2003-04シーズンについて、彼らしい言葉で振り返った。

2000年から3連覇を達成したレイカーズは、2003-04シーズンに当時スタープレーヤーだったゲイリー・ペイトン、カール・マローンという未来の殿堂入り選手を獲得し、4連覇を狙えるスーパーチームを結成した。レギュラーシーズンでは56勝26敗を記録し、ウェスト2位でプレーオフに進出したものの、ファイナルでピストンズに敗れ、4年連続の優勝を逃した。すでに崩壊状態と言われていたシャックとコービーの関係が完全に決裂したのはこの時期で、コービーがチームに「オレか、シャックか」と選択を迫った話は有名だ。

当時のチームについて、オニールは「チームを離れたくはなかった」と『TNT』の番組で本音を語った。

「ただ、バスケットボールというビジネスでベテランという立場を考えた時に、一つのチームに王様2人はいられないことに気がついた。自分が見てきたマフィア映画と同じで、若いボスは、最終的に年齢が上のボスよりも強い支配権を得るものだ。だから、どういう結末になるかは分かっていた。ファイナルを迎える前、『これだけのスーパーチームを一つにまとめて、もし負けたら、チーム内で変化が必要になる』と、自分自身に言い聞かせたんだ」

レイカーズはコービーに次の時代を託し、オニールはヒートに移籍。ヒートの球団初優勝に貢献したオニールは、その後はサンズ、キャバリアーズ、セルティックスと渡り歩き、2011年に現役を引退した。引退後は解説者に転身し、現役時代と変わらぬユーモアセンス抜群のコメントで人気を博している。また、その後ブライアントとも和解し、ブライアントの引退試合ではコート上で笑顔を交わし、抱き合う姿も見られた。

当時最強コンビだったコービー&シャック。フィル・ジャクソンの下、二人でレイカーズをトップクラスのチームへと引き上げた。